ことわざ 穴埋め問題|家庭学習に使える練習問題

ことわざの穴埋め問題は、家庭学習で使いやすい国語の練習です。

「ことわざを知っているか」だけでなく、意味を理解しているか文の中で使えるかも確認できます。

この記事では、小学生から中学生まで使いやすいように、ことわざの穴埋め問題を 基本編・標準編・応用編 に分けて紹介します。

答えも後ろにまとめているので、家庭学習・テスト対策・復習プリントとして活用してください。

目次

ことわざ穴埋め問題の使い方

対象の目安

ことわざは、小学校の国語でも扱われる大切な言葉です。

家庭学習では、次のように使うと取り組みやすくなります。

学年・目的使い方
小学生有名なことわざを意味とセットで覚える
中学生テスト対策として、意味・使い方まで確認する
家庭学習1日5問ずつ解いて、くり返し復習する
親子学習答え合わせのあとに、例文を一緒に考える

解き方のポイント

穴埋め問題は、ただ答えを覚えるだけではもったいないです。

次の3ステップで進めると、記憶に残りやすくなります。

  1. まず答えを見ずに解く
  2. 答え合わせで意味を確認する
  3. 自分で短い例文を作る

たとえば「石の上にも三年」なら、答えを覚えたあとに、

「ピアノの練習は大変だけれど、石の上にも三年という気持ちで続けたい。」

のように文を作ると、使い方まで身につきます。

ことわざ穴埋め問題【基本編】

まずは、小学生でも覚えやすい有名なことわざから確認しましょう。

問題

番号穴埋め問題ヒント
1急がば( )れ急ぐときほど安全な道を選ぶ
2石の上にも( )年がまんして続ける
3猿も( )から落ちる得意な人でも失敗する
4犬も歩けば( )に当たる行動すると何かに出会う
5七転び( )起き何度失敗しても立ち上がる
6ちりも積もれば( )となる小さなものも集まると大きい
7失敗は( )のもと失敗から学べる
8好きこそ物の( )手なれ好きなことは上達しやすい
9笑う門には( )来たる明るい家によいことが来る
10早起きは( )文の得早起きはよいことがある
11縁の下の( )持ち目立たず支える人
12花より( )子見た目より実用的なもの
13雨降って地( )まるもめた後に関係がよくなる
14二度あることは( )度ある同じことはまた起こる
15鬼に( )棒強いものがさらに強くなる
16井の中の( )、大海を知らず狭い世界だけで満足している
17河童の( )流れ得意な人でも失敗する
18馬の耳に( )言っても効果がない
19立つ鳥( )を濁さず去るときはきれいにする
20一寸の虫にも( )分の魂小さなものにも意地がある

答え

番号答え意味
1急ぐときほど、遠回りでも安全な方法を選ぶべきということ
2辛くても長く続ければ成果が出るということ
3得意な人でも失敗することがあるということ
4何かをすると、思いがけない出来事に出会うということ
5何度失敗しても、あきらめずに立ち上がること
6小さな努力も積み重なると大きな成果になること
7成功失敗から学ぶことで成功につながるということ
8好きなことは熱心に取り組むので上手になりやすいこと
9いつも明るくしていると幸せが来るということ
10早起きをすると得をすることがあるということ
11目立たないところで人を支えること
12見た目よりも役に立つものを選ぶこと
13もめごとの後に、かえって関係がよくなること
14同じようなことはくり返されやすいということ
15もともと強いものが、さらに強くなること
16狭い世界だけを見て、広い世界を知らないこと
17得意な人でも失敗することがあるということ
18念仏いくら言っても相手に伝わらないこと
19去るときは後始末をきちんとするべきということ
20どんなに小さなものにも意地や考えがあるということ

ことわざ穴埋め問題【標準編】

標準編では、意味までしっかり理解したいことわざを出題します。

テスト対策としても使いやすい問題です。

問題

番号穴埋め問題ヒント
21案ずるより( )が易し心配するより実際は簡単
22善は( )げよいことはすぐ行う
23口は( )のもと余計な一言に注意
24能ある鷹は( )を隠す実力をむやみに見せない
25かわいい子には( )をさせよ大切だからこそ苦労させる
26聞くは一時の( )、聞かぬは一生の( )分からないことは聞くべき
27灯台( )暗し身近なことほど気づきにくい
28身から出た( )自分の行いが原因
29思い立ったが( )日やろうと思ったらすぐ始める
30良薬は口に( )し役立つ忠告は聞きづらい
31親しき仲にも( )儀あり仲がよくても礼儀が大切
32まかぬ種は( )えぬ努力しなければ結果は出ない
33泣きっ面に( )悪いことが重なる
34亀の甲より( )の功年長者の経験は大切
35頭隠して( )隠さず一部だけ隠しても全部は隠せない

答え

番号答え意味
21産む心配しているより、実際にやってみると簡単なこと
22よいと思ったことはすぐに実行するべきということ
23災い余計なことを言うと問題が起きるということ
24実力のある人ほど、むやみに自慢しないこと
25大切な子だからこそ、経験を積ませるべきということ
26恥・恥一時の恥を気にせず聞く方がよいということ
27身近なことほど、かえって気づきにくいこと
28自分の悪い行いが、自分に返ってくること
29やろうと思った日が、始めるのに一番よい日ということ
30自分のためになる注意ほど、聞くとつらいことがある
31仲がよくても、礼儀を忘れてはいけないということ
32何もしなければ、よい結果は得られないということ
33困っているところへ、さらに悪いことが起きること
34年を重ねた人の経験は価値があるということ
35一部だけ隠しても、悪いところは見えてしまうこと

ことわざ穴埋め問題【応用編】

応用編では、少し難しいことわざを扱います。

中学生の国語対策や、語彙力を増やしたい人におすすめです。

問題

番号穴埋め問題ヒント
36青菜に( )元気がなくなる
37暖簾に( )押し手ごたえがない
38豚に( )珠価値が分からない人には無意味
39転ばぬ先の( )失敗する前に準備する
40後悔先に( )たず後から悔やんでも遅い
41知らぬが( )知らない方が幸せなこともある
42渡る世間に( )はない世の中には親切な人もいる
43ない袖は( )れぬないものは出せない
44鳶が( )を生む平凡な親から優れた子が出る
45月と( )くらべものにならないほど違う

答え

番号答え意味
36元気をなくして、しょんぼりすること
37何をしても反応や手ごたえがないこと
38価値が分からない人には、よいものも役に立たないこと
39失敗する前に、あらかじめ準備しておくこと
40失敗したあとで悔やんでも取り返せないこと
41知らない方が心配せずにすむこともあるということ
42世の中には冷たい人ばかりでなく、親切な人もいるということ
43持っていないものは出せないということ
44普通の親から、すぐれた子が生まれること
45二つのものに大きな差があること

家庭学習でことわざを覚えるコツ

答えだけで終わらせない

穴埋め問題は、答えを入れられれば終わりではありません。

大切なのは、意味まで言えるかです。

たとえば、

「急がば回れ」

を覚えたら、

「急いでいるときほど、あわてず安全な方法を選ぶこと」

と説明できるようにしましょう。

間違えた問題だけを解き直す

全部を毎回やり直すと、時間がかかって続きにくくなります。

家庭学習では、次のように分けるのがおすすめです。

結果次にやること
すぐ答えられた3日後にもう一度確認
迷った意味を読んでから翌日に再挑戦
間違えたノートに書き、例文を1つ作る

「間違えた問題だけ」を残していくと、自分専用の復習プリントになります。

例文を作ると使える知識になる

ことわざは、暗記だけだと忘れやすいです。

短い文でよいので、実際の場面に当てはめてみましょう。

ことわざ例文
七転び八起き試合に負けても、七転び八起きの気持ちで練習を続ける。
ちりも積もれば山となる毎日10分の読書でも、ちりも積もれば山となる。
親しき仲にも礼儀あり友達でも、借りたものはきちんと返そう。親しき仲にも礼儀ありだ。

間違えやすいことわざの確認

似た意味のことわざに注意する

ことわざには、似た意味のものがあります。

意味を混同しないように、セットで整理しておきましょう。

ことわざ意味間違えやすい点
猿も木から落ちる得意な人でも失敗する「下手な人が失敗する」という意味ではない
河童の川流れ得意な人でも失敗する「川で遊ぶ」という意味ではない
石の上にも三年辛くても続ければ成果が出るただ待つだけではなく、努力を続ける意味
ちりも積もれば山となる小さな積み重ねが大きくなるよいことにも悪いことにも使える
馬の耳に念仏言っても効果がない相手を強く批判する表現なので使い方に注意

漢字が難しいことわざは読み方も確認する

応用編には、漢字が少し難しいことわざもあります。

読み方も一緒に覚えておきましょう。

ことわざ読み方
暖簾に腕押しのれんにうでおし
豚に真珠ぶたにしんじゅ
鳶が鷹を生むとびがたかをうむ
月と鼈つきとすっぽん
後悔先に立たずこうかいさきにたたず

ことわざ穴埋め問題を増やす作り方

空欄にする場所を変える

同じことわざでも、空欄の場所を変えると復習になります。

例:

パターン問題
前半を空欄( )の上にも三年
後半を空欄石の上にも( )年
意味から考える辛くても続ければ成果が出ることわざは?

くり返し練習するときは、毎回同じ空欄にしないのがポイントです。

意味ヒントをつける

意味ヒントをつけると、ただの暗記ではなく理解の確認になります。

例:

「小さな努力も積み重なると大きな成果になる」

答え:ちりも積もれば山となる

この形式は、学校のテスト対策にも使いやすいです。

会話文の中で穴埋めにする

さらに力をつけたい場合は、会話文の中で使う練習をしましょう。

例:

「毎日少しずつ漢字を練習しているんだね。まさに( )だね。」

答え:ちりも積もれば山となる

この練習をすると、ことわざを実際の会話や作文で使いやすくなります。

まとめ

ことわざの穴埋め問題は、家庭学習に取り入れやすい国語の練習です。

ただ答えを覚えるだけでなく、

  • ことわざの形を覚える
  • 意味を説明できるようにする
  • 例文を作って使い方を確認する
  • 間違えた問題だけをくり返す

という流れで学ぶと、知識として定着しやすくなります。

まずは基本編から始めて、慣れてきたら標準編・応用編に進みましょう。

1日5問ずつでも、続ければ語彙力は少しずつ伸びていきます。

この記事を書いた人

敬語・丁寧表現、メール・LINEの文例、言葉の意味や違い、言い換え表現、表記ゆれなど、日常や仕事で迷いやすい日本語表現を実用重視で解説しています。
辞書・公的情報・一般的な使用実態などを確認しながら、初心者にもわかりやすい記事作成を心がけています。

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