退職の連絡をLINEで送るとき、いちばん迷いやすいのが「親しい同僚には、どこまでくだけていいのか」という点です。
かたすぎると他人行儀に見えますし、逆に軽すぎると最後の挨拶として物足りなく感じられることもあります。
親しい同僚向けの退職挨拶LINEでは、
感謝はきちんと伝えつつ、普段の関係性に合う自然な言い方にすることが大切です。
この記事では、親しい同僚に送りやすい退職挨拶LINEの書き方と、そのまま使いやすい例文をまとめました。
短めの文例から、少し丁寧な文例、グループLINE向けの文例まで載せているので、自分に合う形で調整して使ってください。
親しい同僚への退職挨拶LINEは、自然さを優先してよい
親しい同僚へのLINEは、メールのようにかたくしすぎなくても大丈夫です。
ただし、自然さを出したいからといって、次のような文面にすると幼く見えやすくなります。
- 必要以上にくだけた言い回し
- 内輪ネタばかりの文面
- 退職理由を長々と書く文章
- 愚痴や不満がにじむ締め方
親しい相手に送るからこそ、意識したいのは「普段の自分より少し丁寧」です。
この加減にすると、気持ちが伝わりやすく、最後の挨拶としてもきれいにまとまります。
親しい同僚向けにちょうどいい文面の目安
| 関係性 | おすすめの温度感 | 文面の特徴 |
|---|---|---|
| 同期 | ややカジュアル | 感謝+思い出+これからもよろしく |
| 仲の良い同僚 | 自然体 | 感謝+一言のエピソード |
| 年上だが親しい同僚 | 丁寧寄り | くだけすぎず、礼儀を残す |
| グループLINE | 短め・無難 | 退職の報告+感謝を簡潔に |
親しい同僚向けの退職挨拶LINEに入れたい4つの要素
親しい同僚へのLINEは、長文にしなくても十分伝わります。
入れておきたい要素は、次の4つです。
1. 退職することの報告
まずは、いつ退職するのかをシンプルに伝えます。
例
「今月末で退職することになりました」
「今日が最終出社でした」
最初に結論を書くと、相手も読みやすくなります。
2. 一緒に働けたことへの感謝
退職挨拶LINEの中心は、やはり感謝です。
例
「今まで本当にありがとう」
「たくさん助けてもらって感謝しています」
短くても問題ありません。
むしろLINEでは、言いすぎないほうが自然に見えます。
3. 具体的な思い出や相手へのひと言
親しい同僚向けのLINEが自然に見えるかどうかは、ここで決まります。
例
「忙しい時にいつもフォローしてくれて助かった」
「一緒にランチしながら話した時間がいい息抜きだった」
「○○の案件で一緒に頑張れたのが印象に残っています」
具体的な一言があるだけで、コピペ感がかなり薄れます。
4. 今後につながる締めの言葉
最後は、少し前向きに締めると印象がやわらかくなります。
例
「これからも応援しています」
「また落ち着いたらご飯行こうね」
「これからも変わらずよろしくお願いします」
相手との距離感に合わせて、軽めにも丁寧めにも調整できます。
親しい同僚向けの退職挨拶LINE 例文
ここからは、そのまま使いやすい文例を紹介します。
コピペして使うより、名前や思い出を1か所だけでも入れ替えると、ぐっと自然になります。
いちばん使いやすい基本の文例
○○さん、今まで本当にありがとう。
このたび、○月末で退職することになりました。
仕事で大変なときにいつも声をかけてくれて、何度も助けてもらいました。
一緒に働けて本当によかったです。
これからも○○さんらしく頑張ってね。応援しています。
同期に送る文例
○○、今まで本当にありがとう。
同期として一緒に頑張れたのがすごく心強かったです。
しんどい時期もあったけど、○○と話すと気持ちが切り替えられて助かっていました。
別々の場所にはなるけど、お互い頑張ろうね。
また落ち着いたらご飯行こう。
毎日よく話していた同僚に送る文例
○○さん、今までありがとうございました。
退職することになって、もう毎日のように話せなくなると思うと少し寂しいです。
仕事のことはもちろん、何気ない雑談にもたくさん救われていました。
一緒に働けて本当に楽しかったです。
これからも体に気をつけて、無理しすぎず頑張ってくださいね。
少しカジュアルに送りたいときの文例
○○さん、今までありがとう。
退職することになって、最後にちゃんと伝えたくてLINEしました。
忙しいときに助けてもらったこと、ずっと感謝しています。
一緒に働けて楽しかったし、すごく心強かったです。
またタイミング合えばぜひご飯行きましょう。
年上だけど親しい同僚に送る文例
○○さん、これまで本当にお世話になりました。
○月末で退職することになり、ご挨拶を兼ねてLINEしました。
いつも気にかけてくださって、とてもありがたかったです。
特に○○の件では丁寧にフォローしていただき、本当に助かりました。
一緒に働けたことに感謝しています。
今後ますますのご活躍をお祈りしています。
仲の良さを出しつつ、重くしすぎない文例
○○、今までありがとー。
退職することになって、最後に一言送りたくてLINEしました。
仕事で助けてもらったのはもちろんだけど、普段の何気ないやり取りにもかなり救われていました。
○○がいてくれたから頑張れた場面、たくさんあったよ。
これからも○○らしくね。落ち着いたらまた話そう。
退職後に送る文例
○○さん、こんにちは。
ご挨拶が遅くなってしまいましたが、先日付で退職いたしました。
在職中は本当にお世話になり、ありがとうございました。
○○さんにはいつも自然に声をかけていただいて、何度も励まされました。
直接きちんとお礼を伝えられず心残りでしたが、感謝の気持ちをお伝えしたくLINEしました。
本当にありがとうございました。
短めで済ませたいときの文例
○○さん、今まで本当にありがとうございました。
○月末で退職することになりました。
いつも助けてもらって感謝しています。
一緒に働けてうれしかったです。
これからのご活躍を応援しています。
かなり親しい相手に送る文例
○○、今までありがとう。
退職することになって、最後にちゃんと伝えておきたくてLINEしました。
仕事のときも普段の雑談でも、かなり支えてもらってたと思います。
○○がいたから続けられた部分、ほんとに大きかったです。
これから環境は変わるけど、また普通に連絡しようね。
グループLINEで使いやすい退職挨拶の文例
個別LINEは自然に書けても、グループLINEになると急に難しく感じる人は多いです。
グループでは、長くしすぎないことが大切です。
無難で使いやすい文例
お疲れさまです。○○です。
このたび、○月末で退職することになりました。
在職中は皆さまに大変お世話になり、本当にありがとうございました。
温かく接していただき、感謝しています。
今後の皆さまのご活躍をお祈りしています。
短い間でしたが、ありがとうございました。
少しやわらかい文例
お疲れさまです。○○です。
本日で退職することになりました。
皆さんには仕事でも日々のやり取りでもたくさん支えていただき、本当に感謝しています。
一緒に働けてとても楽しかったです。
今までありがとうございました。
親しい雰囲気の職場で使いやすい文例
お疲れさまです。○○です。
今日で最後の勤務となり、退職することになりました。
皆さんのおかげで楽しく働くことができました。
たくさん助けていただき、本当にありがとうございました。
今後の皆さんのご活躍を応援しています。
迷ったときは、この型に当てはめればまとまる
文面を一から考えるのが難しいときは、次の型に当てはめると作りやすくなります。
丁寧すぎず自然に見える基本テンプレ
○○さん、今まで本当にありがとう。
このたび、○月○日で退職することになりました。
○○のときに助けてもらったこと、すごく感謝しています。
一緒に働けて本当によかったです。
これからも○○さんらしく頑張ってね。応援しています。
少し丁寧にしたいときのテンプレ
○○さん、これまで本当にお世話になりました。
このたび、○月○日をもって退職することになりました。
在職中は○○さんにたくさん助けていただき、心より感謝しています。
一緒に働けたことをうれしく思っています。
今後のご活躍をお祈りしています。
親しい同僚向けの退職挨拶LINEを自然にするコツ
同じ内容でも、少しの工夫で印象はかなり変わります。
思い出は1つだけ入れる
自然なLINEにしたいなら、思い出はたくさん詰め込まないことが大切です。
ひとつだけでも十分です。
- ランチでよく話したこと
- 忙しい時に助けてもらったこと
- 一緒に担当した仕事
- 落ち込んでいた時に声をかけてもらったこと
一言だけ具体的にすると、気持ちが伝わりやすくなります。
退職理由は深く書かない
親しい相手でも、退職理由を長く説明しすぎる必要はありません。
たとえば、
- 人間関係への不満
- 会社への不信感
- 誰かへの批判
こうした内容は、たとえ本音でも最後のLINEには向きません。
事情を書きたい場合でも、
「新しい環境に進むことになりました」
「一区切りとして退職することになりました」
くらいに留めると無難です。
返事の負担を重くしない
相手によっては、退職連絡を受けると「ちゃんと返さなきゃ」と感じます。
そのため、最後に
「返信は気にしないでね」
「また落ち着いたら連絡します」
と入れるのもひとつの方法です。
例
○○さん、今までありがとう。
最後にお礼を伝えたくてLINEしました。返信は気にしないでください。
本当にありがとうございました。
絵文字は使っても1個程度にする
親しい同僚相手でも、絵文字だらけの退職挨拶は少し軽く見えやすいです。
使うなら、文末にやわらかさを足す程度で十分です。
例
「また落ち着いたらご飯行こうね☺️」
絵文字を入れなくても、文章が自然ならまったく問題ありません。
退職挨拶LINEで避けたいNG文例
自然に見せたいつもりでも、避けたほうがよい文面もあります。
NG1:会社への不満が出ている
やっと辞められる!
いろいろ大変だったけど、もう解放されると思うと嬉しいです。
今までありがとう。
これでは、受け取った相手が反応に困ります。
最後の挨拶は、あくまで感謝を中心にしたほうがきれいです。
NG2:長すぎて重い
今までの思い出を全部書き込んだ長文は、読む側の負担になりやすいです。
LINEなら、3〜6行程度でも十分伝わります。
NG3:急に距離が近すぎる
普段そこまで砕けた話し方をしていない相手に、
「また絶対飲み行こう!大好き!」
のような文面を送ると、最後だけ不自然に見えることがあります。
普段の距離感を少しだけ丁寧に整えるくらいがちょうどいいです。
こんな人にはLINEだけで終えないほうが安心
今回のテーマは親しい同僚向けですが、相手によってはLINEだけで済ませないほうがよい場合もあります。
LINEだけにしないほうがよい相手
- 直属の上司
- 特にお世話になった先輩
- 社外の関係者
- 形式を大切にする職場の人
この場合は、
対面やメールで先に挨拶し、そのあと補足としてLINEを送る形にすると、失礼に見えにくくなります。
よくある質問
退職挨拶LINEはいつ送るのがよいですか?
親しい同僚なら、最終出社日の前日から当日が使いやすいタイミングです。
個別に送るなら、仕事が落ち着いた時間帯に送ると相手の負担になりにくいです。
個別LINEとグループLINEのどちらがよいですか?
お世話になった人には、できれば個別LINEも添えるのがおすすめです。
グループLINEだけだと、どうしても全体向けの印象が強くなります。
「またご飯行こう」は入れてもいいですか?
普段からそういうやり取りをしている相手なら問題ありません。
ただし、社交辞令っぽく見える相手には無理に入れなくて大丈夫です。
スタンプだけで締めてもいいですか?
スタンプだけで終えるより、ひと言の文章を添えてからスタンプのほうが印象はよくなります。
最後の挨拶なので、最低限の文章は入れておきたいところです。
まとめ
親しい同僚向けの退職挨拶LINEでは、かしこまりすぎる必要はありません。
大切なのは、感謝をきちんと伝えながら、普段の関係性に合う自然な言葉にすることです。
文面に迷ったら、次の形を意識するとまとまりやすくなります。
- 退職の報告
- 感謝
- 具体的な思い出をひとつ
- 前向きな締め
長文にしすぎず、でも短すぎてそっけなくもならない。
そのちょうどよさを意識すると、親しい同僚に気持ちが伝わるLINEになります。
最後にもう一度、もっとも使いやすい文例を載せます。
迷ったら使いやすい最終版の文例
○○さん、今まで本当にありがとう。
このたび、○月末で退職することになりました。
仕事で大変なときにいつも助けてもらって、すごく感謝しています。
一緒に働けて本当によかったです。
これからも○○さんらしく頑張ってね。応援しています。
