見積書送付メール 例文|本文に何を書くか迷わない文例

見積書送付メールは、丁寧さよりも「わかりやすさ」が大切です。

相手が知りたいのは、主に次の3つです。

  • 何の見積書を送ったのか
  • どのファイルを見ればいいのか
  • いつまでに確認・返答すればいいのか

この3点がすぐ伝われば、本文は長くなくても失礼になりません。

「何を書けばよいかわからない」と感じる人は、まず本文の型を覚えてしまうのがおすすめです。この記事では、コピペしやすい例文を場面別にまとめつつ、初心者でも迷いにくい書き方をわかりやすく解説します。

目次

見積書送付メールはこの7項目で十分

まずは、本文に入れる基本要素を整理しておきましょう。

スクロールできます
項目書く内容
宛名会社名・部署名・担当者名株式会社〇〇 営業部 〇〇様
挨拶・名乗りいつもの挨拶と自社名・氏名いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
お礼見積依頼へのお礼このたびはお見積りのご依頼をいただき、ありがとうございます。
送付の主文見積書を送ることを明記ご依頼いただいた件の見積書を添付にてお送りします。
添付内容何を添付したか添付ファイル:見積書1通
補足有効期限・金額・条件・資料有無など有効期限は〇月〇日です。
締め不明点対応と結びご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

✅ 迷ったときは、「お礼 → 送付 → 添付内容 → 補足 → 締め」の順で書けば大きく外しません。

まずはこれでOK|見積書送付メールの基本文例

もっとも使いやすい基本文例

件名:見積書送付の件

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

このたびは、お見積りのご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
ご依頼いただきました件につきまして、見積書を添付にてお送りいたします。

添付ファイル:見積書1通

内容をご確認のうえ、ご不明点やご要望などございましたら、お気軽にご連絡ください。
何卒よろしくお願いいたします。

この文例のよいところは、短いのに必要事項がそろっていることです。

特に相手が忙しい場合、長文よりもこのくらいの簡潔さのほうが親切です。

少しかしこまった言い方にしたい文例

件名:お見積書送付のご案内

株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様

平素より大変お世話になっております。
株式会社△△の□□でございます。

このたびは、お見積りのご依頼を賜り、誠にありがとうございます。
ご依頼いただきました内容につきまして、お見積書を添付ファイルにて送付申し上げます。

添付内容
・お見積書 1通

ご査収のほどお願い申し上げます。
ご不明な点等がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

相手が取引先や上司紹介の相手など、少し改まった相手ならこちらが使いやすいです。

「ご確認ください」でも問題ありませんが、やや丁寧にしたいなら「ご査収のほどお願いいたします」が収まりやすい表現です。

本文に何を書くか迷わないための型

見積書送付メールは、毎回ゼロから考える必要はありません。
次の型に当てはめるだけで、かなり書きやすくなります。

そのまま使える本文の型

件名:見積書送付の件

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

このたびは、お見積りのご依頼をいただきありがとうございます。
ご依頼のありました【案件名・商品名・業務名】につきまして、見積書を添付にてお送りいたします。

【必要に応じて補足】
・見積金額:〇〇円
・有効期限:〇月〇日
・添付ファイル:見積書1通、関連資料1通

ご確認のうえ、ご不明点や修正のご希望がございましたらお知らせください。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

この型で特に大事なポイント

1. 何の見積書かをぼかさない

「見積書をお送りします」だけだと、相手が複数案件を抱えている場合にわかりにくくなります。

たとえば、次のように具体化すると親切です。

  • Webサイト制作のお見積書
  • 〇〇サービス導入のお見積書
  • 4月実施予定分のお見積書
  • 先日お打ち合わせした件のお見積書

案件名が入るだけで、メールの価値はかなり上がります。

2. 添付内容は1行でも書く

見積書を送っているのに、本文に添付ファイルの説明がないと、相手は少し不安になります。

短くてもよいので、次のように書いておくと安心です。

  • 添付ファイル:見積書1通
  • 添付ファイル:見積書、提案資料
  • 添付にて見積書をお送りします

3. 修正相談しやすい空気を作る

見積書は、送って終わりではありません。
内容確認、条件調整、再見積もりにつながることが多いです。

そのため、締めの一文では「質問しやすさ」を残しておくのがコツです。

使いやすい表現は次のとおりです。

  • ご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
  • ご要望に応じて内容の調整も可能です。
  • 修正のご希望がございましたらお知らせください。

件名で迷わない|見積書送付メールの件名例

件名は、本文以上に重要です。
相手はまず件名だけを見て、開くかどうかを判断することも多いからです。

シンプルで使いやすい件名

  • 見積書送付の件
  • お見積書送付の件
  • お見積書送付のご案内

無難で失敗しにくい件名です。
迷ったらこのあたりで十分です。

案件名を入れてわかりやすくする件名

  • 【見積書送付】Webサイト制作の件
  • 【お見積書送付】〇〇サービス導入について
  • 【見積書送付】4月分ご依頼案件について

複数案件が動いている相手には、こちらのほうが親切です。

初回連絡や相手が自分をまだ認識していない場合

  • 【見積書送付】〇〇案件/株式会社△△
  • 〇〇案件のお見積書をお送りします(株式会社△△)

会社名まで入れると、相手が受信ボックスで見つけやすくなります。

場面別|そのまま使える見積書送付メール例文

初めて取引する相手に送る文例

初回でも固くなりすぎない文例

件名:【見積書送付】〇〇案件の件/株式会社△△

株式会社〇〇
〇〇様

はじめてご連絡いたします。
株式会社△△の□□と申します。

このたびは、〇〇案件についてご相談いただき、誠にありがとうございます。
ご依頼内容をもとに作成した見積書を、添付にてお送りいたします。

添付ファイル:見積書1通

ご確認いただき、ご不明点やご希望がございましたらお気軽にお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

初回メールでは、名乗りを少し丁寧にすることが大切です。
逆に、長すぎる自己紹介は不要です。

既存の取引先に送る文例

関係性がある相手向けの文例

件名:見積書送付の件

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

先日ご相談いただきました件につきまして、見積書をお送りいたします。
添付ファイルをご確認いただけますと幸いです。

添付ファイル:見積書1通

内容についてご質問や調整のご希望がございましたら、お気軽にご連絡ください。
引き続きよろしくお願いいたします。

既存顧客には、初回ほど堅くしなくても大丈夫です。
その代わり、「どの相談の件か」をひとことで入れると伝わりやすくなります。

複数プランの見積書を送る文例

比較しやすい形で送る文例

件名:見積書送付の件(3プラン)

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

このたびは、お見積りのご依頼をいただきありがとうございます。
ご要望に合わせて、3つのプランで見積書を作成いたしましたので、添付にてお送りします。

添付ファイル
・Aプラン見積書
・Bプラン見積書
・Cプラン見積書

それぞれ内容と金額が異なりますので、ご都合に合う案をご確認いただけますと幸いです。
ご不明点や比較しにくい点がございましたら、補足いたしますのでお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

複数案を送る場合は、「何が違うのか」をひとこと添えると親切です。
たとえば、次のような補足も使えます。

  • Aプランは最低限の構成です。
  • Bプランは運用支援を含みます。
  • Cプランは保守対応込みです。

資料もあわせて送る文例

見積書以外も添付する場合

件名:見積書および資料送付の件

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご依頼いただきました件につきまして、見積書とあわせて関連資料をお送りいたします。
ご検討の参考になりましたら幸いです。

添付ファイル
・見積書 1通
・サービス資料 1通
・導入事例資料 1通

ご確認のうえ、ご不明点がございましたらお気軽にご連絡ください。
何卒よろしくお願いいたします。

見積書だけで判断しづらい商材なら、資料も一緒に送るほうが受注につながりやすいです。

有効期限を伝えたいときの文例

返答時期をやんわり示す文例

件名:見積書送付の件

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご依頼いただきました件の見積書を添付にてお送りいたします。
なお、本見積書の有効期限は〇月〇日までとしております。

添付ファイル:見積書1通

期限内でのご検討が難しい場合や、内容の調整をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

有効期限を書くときは、急かしすぎない言い方にするのがポイントです。

「至急ご返信ください」よりも、

  • 〇月〇日までとしております
  • 期限内でのご確認をお願いいたします
  • 難しい場合はご相談ください

のように、やわらかく伝えると印象がよくなります。

金額や条件も本文に入れたいときの文例

要点だけ本文に書く文例

件名:見積書送付の件

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご依頼いただきました〇〇業務につきまして、見積書を添付にてお送りいたします。
概算金額は税込〇〇円、納期の目安は〇週間となっております。

添付ファイル:見積書1通

詳細は見積書に記載しておりますので、ご確認いただけますと幸いです。
ご不明点やご希望がございましたら、お気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

本文に金額を書くと、相手がメール一覧だけで内容を思い出しやすくなります。
ただし、細かい内訳まで本文に詰め込みすぎると読みにくくなるので、書くなら要点だけで十分です。

再送するときの文例

添付漏れ・再送どちらにも使いやすい文例

件名:【再送】見積書送付の件

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

先ほどお送りしたメールにつきまして、見積書ファイルを再送いたします。
お手数をおかけして申し訳ございませんが、こちらをご確認いただけますと幸いです。

添付ファイル:見積書1通

ご迷惑をおかけしました。
何卒よろしくお願いいたします。

再送時は、言い訳を長く書かないほうが好印象です。
「申し訳ありません。再送します。」がはっきり伝われば十分です。

郵送もあわせて行ったときの文例

メールで送付連絡だけ入れる文例

件名:見積書郵送のご連絡

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご依頼いただきました件の見積書につきまして、本日郵送にて発送いたしましたのでご連絡申し上げます。
お手元に届きましたら、ご確認いただけますと幸いです。

送付内容
・見積書 1通
・関連資料 1通

ご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

紙で送る場合でも、メールで一報を入れておくと相手が受け取りやすくなります。

返信をもらいやすくする一文例

見積書送付メールは、送ったあとに止まりやすいことがあります。
そんなときは、本文に返しやすい一文を入れておくのが効果的です。

使いやすい例は次のとおりです。

  • ご確認後、ご都合のよいタイミングでご返信いただけますと幸いです。
  • ご検討のうえ、方向性をご共有いただけますと幸いです。
  • 修正のご希望がございましたら、再見積もりいたします。
  • ご予算に応じた調整案もご提案可能です。

単に「よろしくお願いします」で終えるより、次のアクションが見える文のほうが返信率は上がりやすくなります。

見積書送付メールで失敗しやすいNG例

丁寧に書いたつもりでも、読みにくいメールになってしまうことがあります。
よくある失敗も押さえておきましょう。

件名があいまい

NG例
件名:お世話になっております

これでは、何のメールかわかりません。

見積書送付メールなら、件名を見ただけで内容がわかるようにしましょう。

  • 見積書送付の件
  • 【見積書送付】〇〇案件の件

このように、目的がひと目でわかる件名が基本です。

本文が長すぎる

見積書送付メールは、提案書そのものではありません。
商品説明や会社紹介を長く入れすぎると、肝心の見積書が埋もれてしまいます。

本文はあくまで、

  • お礼
  • 送付の連絡
  • 添付内容
  • 補足事項
  • 締め

に絞るのが基本です。

添付ファイルの説明がない

ファイルは添付してあるのに、本文に何も書いていないと、相手は見落とすことがあります。

「添付ファイル:見積書1通」
この一文だけでも、印象はかなり変わります。

有効期限や条件が必要なのに書いていない

見積内容に期限や前提条件があるなら、本文にも軽く触れておくと親切です。

たとえば、

  • 本見積書の有効期限は〇月〇日です
  • 数量変更がある場合は再見積もりとなります
  • 納期は発注確定後〇営業日を予定しています

のように、あとで認識違いになりやすい点だけは本文でも押さえておきましょう。

宛名が雑

会社宛てなのに「様」と書いたり、担当者名があるのに「御中」としてしまったりすると、細かな印象で損をします。

基本は次のとおりです。

  • 会社・部署宛て:御中
  • 個人名宛て:

担当者名がわかるなら、個人名まで書くほうが丁寧です。

見積書送付メールをもっとラクにするコツ

毎回文章を考えるのが面倒なら、次の3つだけでも決めておくとかなりラクになります。

1. 件名の型を固定する

たとえば、いつも次のどちらかに固定します。

  • 見積書送付の件
  • 【見積書送付】案件名

毎回悩まなくなります。

2. 本文の冒頭3行をテンプレ化する

たとえば、次の部分はほぼ固定で使えます。

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。
このたびは、お見積りのご依頼をいただきありがとうございます。

ここまでを定型文にしておくと、あとは案件名と補足だけ差し替えれば済みます。

3. 添付ファイル名もルール化する

ファイル名が「見積書.pdf」だけだと、相手のPCで埋もれやすくなります。

おすすめは、日付・会社名・案件名のいずれかを入れる形です。

  • 20260406_見積書株式会社〇〇サイト制作.pdf
  • 見積書_株式会社〇〇_4月案件.pdf

ファイル名が整理されていると、相手に親切なだけでなく、自社内での管理もしやすくなります。

迷ったら使いたい短文フレーズ集

最後に、見積書送付メールでよく使う一文をまとめます。
必要なところだけ差し込めば、かなり実用的です。

お礼の一文

  • このたびは、お見積りのご依頼をいただきありがとうございます。
  • ご相談いただき、誠にありがとうございます。
  • 先日はお時間をいただき、ありがとうございました。

送付の一文

  • 見積書を添付にてお送りします。
  • ご依頼内容に基づき作成した見積書をお送りいたします。
  • お見積書を送付いたしますので、ご確認をお願いいたします。

補足の一文

  • 添付ファイル:見積書1通
  • 本見積書の有効期限は〇月〇日です。
  • 詳細は添付の見積書をご確認ください。
  • ご要望に応じて再見積もりも可能です。

締めの一文

  • ご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
  • ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
  • ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。

実務で押さえておきたい補足

見積書送付メールは文面だけでなく、送ったあとの管理も大切です。

メールにPDFなどで見積書を添付してやり取りする場合、自社の保存ルールまで含めて整えておくと安心です。
特に、送受信した見積書データの扱いや、検索しやすいファイル名の付け方は、後から困りやすいポイントです。

また、取引先によっては、見積段階から登録番号や請求書対応の可否を確認されることもあります。
見積書と請求書は別書類ですが、取引開始前の確認事項として聞かれることは珍しくありません。

「メール文は整っているのに、添付や保存の運用で詰まる」というケースも多いので、文面とあわせて見直しておくと安心です。

まとめ

見積書送付メールで大切なのは、上手に書くことよりも、相手が迷わず読めることです。

本文は長くする必要はありません。
次の流れを押さえれば十分です。

  • お礼を書く
  • 見積書を送ることを明記する
  • 添付内容を書く
  • 必要なら金額・期限・条件を補足する
  • 不明点があれば連絡してもらえるように締める

迷ったら、まずは次の一文から始めてみてください。

「このたびは、お見積りのご依頼をいただきありがとうございます。ご依頼内容につきまして、見積書を添付にてお送りいたします。」

この型さえ押さえれば、見積書送付メールはかなり書きやすくなります。

この記事を書いた人

敬語・丁寧表現、メール・LINEの文例、言葉の意味や違い、言い換え表現、表記ゆれなど、日常や仕事で迷いやすい日本語表現を実用重視で解説しています。
辞書・公的情報・一般的な使用実態などを確認しながら、初心者にもわかりやすい記事作成を心がけています。

目次