履歴書送付メール 例文|応募時に使える丁寧な文面

履歴書をメールで送るときは、長い文章よりも、用件がすぐ伝わること失礼のない書き方が大切です。

採用担当者は、毎日多くのメールを確認しています。
そのため、履歴書送付メールでは次の3つを意識すると、読みやすく丁寧な印象になりやすいです。

✅ 件名だけで内容がわかる
✅ 本文は短くても必要事項がそろっている
✅ 添付ファイル名や形式まで配慮できている

この記事では、応募時にそのまま使いやすい履歴書送付メールの例文を、場面別にまとめて紹介します。
あわせて、件名の付け方・本文の書き方・添付時の注意点まで、初心者にもわかりやすく整理しています。

本文を読み終えるころには、迷わず送れる文面が作れるはずです。

目次

履歴書送付メールの基本は「簡潔・丁寧・わかりやすい」

履歴書送付メールで大切なのは、気の利いた表現よりも、必要な情報を過不足なく伝えることです。

特に意識したいのは、次の5点です。

  • 誰が送っているのか
  • どの求人に応募するのか
  • 何を添付したのか
  • 確認をお願いしたいこと
  • 連絡先は何か

メール本文は、送付状のような役割を持ちます。
そのため、だらだら長く書くよりも、「あいさつ → 名乗り → 用件 → お願い → 署名」の順でまとめると、自然で読みやすくなります。

また、自己PRを長く書きすぎる必要はありません。
志望動機や強みは履歴書・職務経歴書に任せ、メール本文では応募の意思と書類送付の事実が明確に伝わることを優先しましょう。

履歴書送付メール 例文【応募時にそのまま使える】

ここでは、よく使う場面ごとに例文を紹介します。
自分の状況に近いものを選び、職種名や企業名だけ差し替えれば使いやすくなります。

自分から応募するときの履歴書送付メール 例文

もっとも基本になる文面です。
求人を見て、自分から応募書類を送るときに使えます。

件名:営業職応募の件/履歴書送付/山田太郎

株式会社〇〇
採用ご担当者様

はじめまして。山田太郎と申します。

求人情報を拝見し、貴社の営業職に応募したくご連絡いたしました。
履歴書を添付にてお送りいたしますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

山田 太郎
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:sample@example.com

この例文のポイントは、応募理由を長く書きすぎず、用件を明確にしていることです。
初回連絡では、まず「応募したい」「履歴書を送る」がきちんと伝われば十分です。

企業から履歴書送付を指示されたときの例文

「履歴書をメールで送ってください」と案内されたときは、指示へのお礼や確認の一言を入れると丁寧です。

件名:履歴書送付の件/山田太郎

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。山田太郎です。

ご連絡いただきありがとうございました。
ご指示いただきました履歴書を添付にてお送りいたします。

お手数をおかけいたしますが、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。

山田 太郎
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:sample@example.com

このケースでは、新たな応募説明を長く書かないほうが自然です。
すでにやりとりが始まっているため、簡潔さのほうが好印象につながります。

採用担当者からのメールに返信して送るときの例文

返信で送るときは、件名をむやみに変えず、Re: を残したまま送るのが基本です。
やりとりの流れが追いやすくなるためです。

件名:Re: 応募書類送付のお願い

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。山田太郎です。
ご連絡ありがとうございます。

ご依頼いただきました履歴書を添付にてお送りいたします。
ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。

山田 太郎
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:sample@example.com

返信メールでは、件名変更よりも本文のわかりやすさを優先しましょう。

履歴書と職務経歴書を一緒に送るときの例文

転職では、履歴書だけでなく職務経歴書もあわせて送る場面が多くあります。
その場合は、添付書類の名前を本文に明記しておくと親切です。

件名:応募書類送付の件/山田太郎

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。山田太郎です。

貴社の求人に応募させていただきたく、履歴書および職務経歴書を添付にてお送りいたします。
ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます。

お忙しいところ恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

山田 太郎
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:sample@example.com

履歴書だけなのか、職務経歴書もあるのかは、本文で明確にしておくと誤解がありません。

新卒で応募するときの履歴書送付メール 例文

新卒の場合は、大学名・学部名・学年を入れると、誰からの連絡かがより明確になります。

件名:新卒採用応募書類送付の件/山田太郎

株式会社〇〇
新卒採用ご担当者様

はじめまして。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年の山田太郎と申します。

貴社の新卒採用情報を拝見し、〇〇職に応募したくご連絡いたしました。
履歴書を添付にてお送りいたしますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年
山田 太郎
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:sample@example.com

新卒メールでは、社会人経験がないぶん、基本的なマナーができているかが見られやすいです。
シンプルで問題ありません。

面談やカジュアル面談のあとに送るときの例文

すでに面談している場合は、お礼を短く添えると自然です。

件名:応募書類送付の件/山田太郎

株式会社〇〇
〇〇様

お世話になっております。
先日はお時間をいただき、ありがとうございました。山田太郎です。

面談の際にご案内いただきました通り、履歴書を添付にてお送りいたします。
ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます。

面談を通じて、貴社で働きたい気持ちがより強くなりました。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどお願いいたします。

山田 太郎
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:sample@example.com

この場合は、お礼は1〜2文で十分です。
長文のお礼メールにすると、かえって履歴書送付の用件がぼやけてしまいます。

履歴書送付メールの件名 例文

件名は、採用担当者が最初に見る部分です。
開封前でも内容がわかるように、応募内容・書類名・氏名をできるだけ入れましょう。

件名の付け方の基本

使いやすい型は、次のとおりです。

スクロールできます
用途件名例
自分から応募する営業職応募の件/履歴書送付/山田太郎
指示を受けて送る履歴書送付の件/山田太郎
書類一式を送る応募書類送付の件/山田太郎
新卒応募新卒採用応募書類送付の件/山田太郎
返信で送るRe: 応募書類送付のお願い

件名で大切なのは、見ただけで中身が想像できることです。
「こんにちは」「よろしくお願いします」などの曖昧な件名は避けましょう。

件名で避けたい書き方

次のような件名は、内容がわかりにくく、埋もれやすくなります。

  • はじめまして
  • 履歴書
  • 応募について
  • よろしくお願いいたします
  • 無題

件名は短すぎても伝わりません。
一方で、必要以上に長いとスマホ画面で見切れやすくなります。

「何の件か」+「氏名」が入っていれば、まず大きく外しません。

履歴書送付メールの本文の書き方

ここでは、本文をどう組み立てればいいかを、要素ごとに整理します。

宛名の書き方

宛名は、わかる範囲で具体的に書きます。

基本形は次のいずれかです。

  • 株式会社〇〇 採用ご担当者様
  • 株式会社〇〇 人事部採用担当 〇〇様
  • 株式会社〇〇 新卒採用ご担当者様

担当者名がわかるなら、「〇〇様」まで書くほうが丁寧です。
名前がわからない場合は、「採用ご担当者様」で問題ありません。

最初のあいさつと名乗り

初回連絡なら、次のような一文で十分です。

  • はじめまして。山田太郎と申します。
  • お世話になっております。山田太郎です。

初回なのにいきなり「お疲れ様です」は避けたほうが無難です。
社外向けの応募メールでは、ややカジュアルに見えることがあります。

用件の伝え方

用件は、回りくどくせず、はっきり書きます。

使いやすい表現は次のとおりです。

  • 履歴書を添付にてお送りいたします。
  • 履歴書および職務経歴書をお送りいたします。
  • ご依頼いただきました履歴書を送付いたします。

ここで大切なのは、何を送ったのかを明記することです。
採用担当者が添付ファイルを開く前に把握できるため、確認がスムーズになります。

結びの一文

締めの言葉は、丁寧でも重くなりすぎない表現がおすすめです。

  • ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます。
  • ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
  • お忙しいところ恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。

「面接の機会をいただけますと幸いです」を添えるのも問題ありません。
ただし、毎回必須ではありません。
まずは確認のお願いが自然に入っていれば十分です。

署名に入れる内容

メール末尾には、次の情報をまとめて入れます。

  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス

住所まで入れるか迷う人もいますが、応募メールでは必須ではありません
ただし、履歴書以外の連絡にも備えて、電話番号とメールアドレスは必ず入れておきましょう。

履歴書の添付ファイルで気をつけたいポイント

文面が丁寧でも、添付ファイルの扱いが雑だと印象が下がりやすくなります。
ここは見落としやすいので、送信前に必ず確認しましょう。

ファイル形式はPDFが無難

履歴書は、できるだけPDF形式で送るのが安心です。

WordやExcelのままだと、相手の環境でレイアウトが崩れることがあります。
また、うっかり編集される可能性もゼロではありません。

特別な指定がない限り、完成版をPDFにして添付すると考えておくと失敗しにくいです。

ファイル名はわかりやすくする

添付ファイル名が「resume.pdf」「履歴書.pdf」だけだと、採用担当者が管理しにくくなります。

おすすめは、次のような形です。

  • 履歴書_山田太郎.pdf
  • 履歴書営業職応募山田太郎.pdf
  • 職務経歴書_山田太郎.pdf

書類名+氏名を入れるだけで、かなり親切な印象になります。

添付漏れは送信前に必ず確認

応募メールで多いミスが、「添付したつもりで送ってしまうこと」です。

送信前は、次の点を確認しましょう。

  • 履歴書は本当に添付されているか
  • 古い版ではなく最新版か
  • 名前や日付の記入漏れはないか
  • PDFが正常に開くか
  • 宛先は正しいか

本文を書いたあと、添付してから送信する順番にすると、添付漏れを防ぎやすくなります。

パスワードは企業の指示がある場合に合わせる

履歴書ファイルにパスワードを付けるか迷う人もいますが、まずは応募先の指示に従うのが基本です。

企業から指定があるなら、その方法に合わせましょう。
一方で、特に指示がない場合は、応募フローを複雑にしないために、通常のPDF添付で問題ないケースもあります。

迷うときは、自分判断で複雑にするより、応募要項を確認するほうが確実です。

コピペしやすい履歴書送付メールのテンプレート

ここでは、もっとも汎用性の高いテンプレートをまとめて載せます。
企業名・職種名・氏名だけ入れ替えれば、多くの応募で使えます。

件名:〇〇職応募の件/履歴書送付/氏名

株式会社〇〇
採用ご担当者様

はじめまして。氏名と申します。

求人情報を拝見し、貴社の〇〇職に応募したくご連絡いたしました。
履歴書を添付にてお送りいたしますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。

お忙しいところ恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

氏名
電話番号:
メールアドレス:

テンプレートを使うときは、そのまま貼るだけで終わらせないことが大切です。
応募先の職種名や企業名がズレていないか、最後に必ず見直してください。

履歴書送付メールでよくあるNG例

丁寧に書いたつもりでも、次のようなミスは意外と起こりやすいです。

本文が長すぎる

志望動機や自己PRを何段落も書くと、メールの主目的がぼやけます。
メールはあくまで送付連絡です。
熱意は履歴書や職務経歴書で見せましょう。

宛名があいまい

「〇〇会社さま」などの不正確な書き方は避けたいところです。
会社名は正式名称で、敬称も自然な形に整えましょう。

くだけた表現が混ざる

  • 取り急ぎ送ります
  • とりあえず履歴書送ります
  • ご確認お願いします!

こうした表現は、応募メールでは軽く見えやすいです。
普段のメール感覚より、少しだけ丁寧に寄せるのが安全です。

署名がない

署名がないと、採用担当者が返信しにくくなります。
本文が短くても、名前・電話番号・メールアドレスは忘れず入れましょう。

件名と本文が一致していない

件名は「履歴書送付」なのに、本文では職務経歴書も送っている。
あるいは、応募職種が件名と本文で違う。
こうしたズレは意外と目立ちます。

送信前に、件名・本文・添付ファイル名がそろっているかを確認しておくと安心です。

履歴書送付メールに関するよくある質問

履歴書送付メールは短くても失礼ではありませんか?

失礼ではありません。
むしろ、応募メールは簡潔で要点がまとまっているほうが読みやすいです。

大切なのは短さよりも、必要な要素が抜けていないことです。

履歴書だけ先に送っても大丈夫ですか?

応募要項に従っていれば問題ありません。
ただし、職務経歴書など他の書類も必要とされているのに送っていない場合は不十分です。

応募前に、必要書類をもう一度確認することが大切です。

スマホから送っても大丈夫ですか?

基本的には問題ありません。
ただし、スマホは改行位置が見えにくく、添付ミスも起こりやすいため、送信前の見直しはPC以上に丁寧に行いましょう。

送信後に添付漏れに気づいたらどうすればいいですか?

気づいた時点で、すぐにお詫びのメールを送り直すのが基本です。

例文は次のとおりです。

件名:履歴書再送の件/山田太郎

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。山田太郎です。

先ほどお送りしたメールに、履歴書の添付漏れがございました。
大変失礼いたしました。

改めて履歴書を添付のうえ、再送いたします。
お手数をおかけしますが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

山田 太郎
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:sample@example.com

ミスに気づいたあと、取り繕おうとして時間を空けるより、すぐ丁寧に対応するほうが印象は悪くなりにくいです。

まとめ

履歴書送付メールは、難しく考えすぎなくても大丈夫です。
大事なのは、採用担当者が確認しやすい形で、丁寧に送ることです。

最後に、応募時のポイントをまとめます。

  • 件名は何のメールか一目でわかる形にする
  • 本文は名乗り・用件・確認のお願いを簡潔に書く
  • 添付ファイルはPDFで送ると安心
  • ファイル名には書類名と氏名を入れる
  • 送信前に添付漏れ・宛先・誤字を確認する

迷ったときは、凝った文章にするより、シンプルで失礼のない文面を選ぶのが正解です。
この記事の例文を土台に、自分の応募先に合わせて整えれば、十分に丁寧な履歴書送付メールになります。

この記事を書いた人

敬語・丁寧表現、メール・LINEの文例、言葉の意味や違い、言い換え表現、表記ゆれなど、日常や仕事で迷いやすい日本語表現を実用重視で解説しています。
辞書・公的情報・一般的な使用実態などを確認しながら、初心者にもわかりやすい記事作成を心がけています。

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