受領メール 返信 例文|確認したことを丁寧に伝える言い方

資料や書類、添付ファイルを受け取ったときの返信は、長く書く必要はありません。
大切なのは、「届いたこと」「確認したこと」「次にどうするか」を、相手がすぐ分かるように伝えることです。

とくに迷いやすいのは、次の3つです。

  • 受領した … 届いたことを伝える
  • 確認した … 中身を見たことを伝える
  • 承知した … 内容を理解し、対応方針を受け止めたことを伝える

この違いを押さえるだけで、返信はかなり自然になります。
この記事では、受領メールへの返信でそのまま使いやすい例文と、失礼になりにくい言い方をまとめます。

目次

受領メールの返信でまず押さえたい基本

相手が安心する順番で書く

受領メールの返信は、次の順で書くと分かりやすくなります。

  1. あいさつ
  2. 受け取ったこと・確認したこと
  3. お礼
  4. 今後の対応
  5. 結び

この順番にすると、相手は最初の数行で状況を把握できます。

「受領」と「確認」は分けて考える

実務では、届いたことは分かっても、その場で内容確認まで終わっていないことがあります。
そのため、次のように書き分けるのが自然です。

スクロールできます
状況伝え方
まず届いたことだけ伝えたい受領いたしました
内容まで見たことを伝えたい確認いたしました
内容を理解し対応することを伝えたい承知いたしました
まだ確認中受領いたしました。内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします

ここを曖昧にすると、「見ただけなのか」「了承したのか」が伝わりにくくなります。

長文より、簡潔で丁寧な文面がよい

受領メールの返信は、丁寧でも冗長すぎないほうが読みやすいです。
一文を長くしすぎず、1メール1用件を意識すると、相手にも親切です。

受領メールの返信で使いやすい丁寧表現

受け取ったことを伝える表現

社外向けで使いやすい言い方は、次のとおりです。

  • 資料を受領いたしました
  • 書類を確かに受け取りました
  • 添付ファイルを拝受いたしました
  • ご送付いただいた資料を受領いたしました

「受け取りました」でも通じますが、社外向けでは
「受領いたしました」「拝受いたしました」のほうが丁寧です。

確認したことを伝える表現

中身まで見たことを伝えるなら、こちらが便利です。

  • 内容を確認いたしました
  • 添付資料を拝見いたしました
  • 送付いただいた内容を確認のうえ、承知いたしました
  • ご共有いただいた件、確認いたしました

「確認いたしました」は汎用性が高く、もっとも使いやすい表現です。

今後の対応を添える表現

受領だけで終わらせず、次の動きも一言添えると、より親切です。

  • 内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします
  • 社内で確認し、明日中にご返信いたします
  • 本件、上記内容にて進めさせていただきます
  • 請求書につきましては、期日までに対応いたします

受領メールへの返信でそのまま使える例文

資料を受け取ったことだけを丁寧に伝える例文

例文

株式会社○○
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご送付いただきました資料、確かに受領いたしました。
お送りいただき、ありがとうございます。

まずは受領のご連絡まで申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします。

ポイント

まだ内容確認が終わっていないときは、この形で十分です。
無理に「確認しました」と書かないほうが正確です。

資料を確認したことまで伝える例文

例文

株式会社○○
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご送付いただきました資料を受領し、内容を確認いたしました。
早速ご対応いただき、ありがとうございます。

社内でも共有のうえ、必要がございましたら改めてご連絡いたします。
何卒よろしくお願いいたします。

ポイント

「受領」と「確認」を両方入れると、状況が明確になります。
「ありがとうございます」を添えると、事務的になりすぎません。

添付ファイルを確認した返信例文

例文

株式会社○○
○○様

お世話になっております。
株式会社△△の□□です。

添付ファイルを拝受し、内容を確認いたしました。
ご送付ありがとうございます。

内容に問題ございませんので、このまま進めてまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。

ポイント

問題がないことまで伝えると、相手は次の対応に移りやすくなります。

受領後、後で詳しく確認したいときの例文

例文

株式会社○○
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご送付いただいた書類は、確かに受領いたしました。
ありがとうございます。

内容を確認のうえ、明日中に改めてご連絡いたします。
取り急ぎ、受領のご報告まで申し上げます。

ポイント

すぐに詳細確認できないときは、いつまでに返事するかを書いておくと親切です。

請求書を受け取ったときの返信例文

例文

株式会社○○
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご送付いただきました請求書を受領いたしました。
お送りいただきありがとうございます。

内容を確認のうえ、期日までに対応いたします。
何卒よろしくお願いいたします。

ポイント

請求書・見積書・契約書などは、
受領したことに加えて、今後の対応を短く添えると実務的です。

確認事項があるときの返信例文

例文

株式会社○○
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご送付いただきました書類を受領いたしました。
ありがとうございます。

内容を確認したところ、一点確認させていただきたい事項がございます。
○○の箇所について、認識に相違がないかご確認いただけますでしょうか。

お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

ポイント

確認事項があっても、最初に
「受け取りました」→「ありがとうございます」
を入れると、やわらかい印象になります。

受領メールの返信に使える短いフレーズ集

すぐ使いたいときは、次の表現が便利です。

受領を伝える一文

  • 確かに受領いたしました。
  • 添付資料を拝受いたしました。
  • ご送付いただいた書類、受け取りました。
  • 資料を受領いたしました。ありがとうございます。

確認を伝える一文

  • 内容を確認いたしました。
  • 添付ファイルを確認いたしました。
  • 共有いただいた件、承知いたしました。
  • 内容に問題ないことを確認いたしました。

次の対応を伝える一文

  • 後ほど改めてご連絡いたします。
  • 社内確認のうえ、ご返信いたします。
  • 上記内容にて進めさせていただきます。
  • 期日までに対応いたします。

受領メールの返信で避けたい言い方

「確認」と「承知」を混同する

内容を見ただけなら「確認いたしました」、
内容を理解して受け入れるなら「承知いたしました」が自然です。

必要以上に固くしすぎる

丁寧にしようとして、同じ意味の表現を重ねすぎると読みにくくなります。

たとえば、

  • ご送付いただきました資料を確かに受領させていただきました

は少し重く見えます。
次のようにすると、すっきりします。

  • ご送付いただきました資料を受領いたしました

「受信しました」をそのまま使う

メールそのものに対してなら不自然ではありませんが、
資料・請求書・書類そのものに対しては、受領拝受のほうが自然です。

不審なメールにそのまま返信する

件名が過去のやり取りに見えても、なりすましや返信を装った不審メールの可能性があります。
添付ファイルやURLに違和感がある場合は、そのメールに返信せず、電話や別の連絡手段で確認するほうが安全です。

受領メール返信のテンプレート

迷ったときは、この形に当てはめれば使いやすいです。

基本テンプレート

株式会社○○
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご送付いただきました○○を受領いたしました。
ありがとうございます。

内容を確認のうえ、○○いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。

受領メール返信でよくある質問

返信は必ず必要ですか

必須とは言い切れませんが、相手が資料や書類を送っている場合は、返信があるほうが安心されやすいです。
とくに社外とのやり取りでは、短くても返しておくほうが無難です。

件名は変えたほうがいいですか

元のメールへの返信で問題ない内容なら、Re: のまま返すほうが流れが分かりやすいことがあります。
ただし、新しい要件が増えるなら件名を整理したほうが親切です。

どのくらい早く返信すべきですか

すぐ確認できない場合でも、まずは受領だけ返しておくと印象がよくなります。
そのうえで、いつ詳しく返答するかを添えると、相手を待たせにくくなります。

まとめ

受領メールへの返信で大切なのは、丁寧さよりもまず分かりやすさです。
次の3点を押さえれば、十分に感じのよい返信になります。

  • 届いたことを伝える
  • 確認したかどうかを正確に書く
  • 次の対応を一言添える

迷ったときは、まず
「受領いたしました。ありがとうございます。内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします。」
この形を基準にすると、ほとんどの場面で対応できます。

この記事を書いた人

敬語・丁寧表現、メール・LINEの文例、言葉の意味や違い、言い換え表現、表記ゆれなど、日常や仕事で迷いやすい日本語表現を実用重視で解説しています。
辞書・公的情報・一般的な使用実態などを確認しながら、初心者にもわかりやすい記事作成を心がけています。

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